東京時間9時半に発表された9月の豪小売売上高が市場予想を大幅に下回ったことを契機に、リスク回避の反応が強まっている。豪ドル円やNZドル円が売られる動きにつれて、円買いの動きが広がっている。ドル円は90.40レベルから90.10台へ、ユーロ円は133円近辺から132円台後半、ポンド円も148円台半ばから148円近辺へと反落している。日経平均は一時プラス圏を回復したが、上値は重い。
ユーロドルが1.47台前半まで下落し、この日の安値を更新中。全体的にリスク回避パターンのドル買いとなっている中、ユーロドルはユーロ高・ポンド安推移にサポートされていたものの、ユーロポンドが反落しユーロドルの下げ圧力が強まった。
3日から4日にかけて行われる米FOMCでは、一部で文言変更の思惑がある。変更される可能性があると指摘されている部分は「経済状況が長期にわたってFF金利の異例な低水準を正当化する可能性が高いと想定」。特に「長期にわたって」、「異例な低水準」の部分に焦点があたっている。
ただ、米GDPがプラス成長を再開したとはいえ、インフレ率が低く抑えられており、失業率が悪化している中で、早急に変更されなければならない部分とはいえない。財政出動による効果がはく落した後は次の景気悪化局面も十分に想定される。財政が困窮している中ではより慎重な方向転換が妥当といえそうだ
早朝のリスク回避的な動きから回復する動きが続いているが、その動きもやや鈍ってきている。回復の動きを牽引していたオセアニア通貨は高止まりとなっている。豪ドル/ドルは0.90台半ば、豪ドル円は81円台半ばが重い。ドル円は90円近辺、ユーロ円は133円をやや割り込む水準で取引されている。この後の欧州勢の動きに注目したい
為替市場は小幅な値動きが続いている。ドル円は91.30-50の間での一進一退。ユーロ円も135.50近辺での上下動が続いている。きょうは月末だが、特に実需の動きも少なく、投信設定に絡んだ買いも散見されているものの、動機付けには至っていない。前日の米GDPの予想以上の結果に、きのうまでのリスク回避の動きが止まった感もあるが、再びリスク選好の動きに戻ればよいのか、様子を見ているといったところだろうか。その意味でも、週末の海外勢の動向を見極めたいとの雰囲気も強そうだ。
USD/JPY 91.31 EUR/JPY 135.55
市場全体的にリスク回避の動きから、ユーロや資源国通貨は下落しているものの、ポンドは比較的堅調な動きを維持している。市場では先週の英GDPの予想外のマイナスから、追加の金融緩和期待が高まっているが、今のところ、その動きは強く出てはいないようだ。
過度に積み上がった対ユーロでのポンドショートを巻き返す動きや、M&Aに絡んだポンド買いもポンドを支えているようだ。ユーロポンドは0.90を割り込んでいる。
GBP/USD 1.6359 GBP/JPY 147.97 EUR/GBP 0.8983
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